旧山形藩水野家ゆかりの文化遺産

  • エリア:山形市内
  • 団体名:山形豊烈打毬保存会
 文政4年(1821年)11代藩主水野忠邦公が、藩祖水野忠元公を祀る神社を浜松城内に創建した際、忠元公の亡くなった10月6日を例祭日として定め、神事として打毬を奉納しており、山形市の豊烈神社では、明治16年に初めて奉納行事として開催されました。
 保存会は、豊烈神社の打毬が平成18年に県無形民俗文化財に指定されたことを契機に設立され、以後、例大祭日での披露をはじめ、地域との交流や後継者育成等、伝統ある古式打毬を後世に伝えるため精力的に活動を行っており、今後も、豊烈神社の打毬・徒打毬の披露、技能の研鑚と人材育成を通じて、貴重な無形民俗文化財を発信していきます。
 また、市内には、戊辰戦争や奥羽越列藩同盟加入等維新の動乱に翻弄された山形藩の動静を知る水野家ゆかりの文化遺産があり、豊烈神社の打毬とともに、それらの文化遺産を未来に語り継いでいきます。

保存・活用の取組み

  • 古式打毬の奉納及び記録保存
  • 次世代への保存・継承活動
  • 備品等の管理・整備
  • PR活動 等

主な構成文化財等

  • 豊烈神社の打毬【県指定無形民俗文化財】
  • 豊烈神社
  • 水野三郎右衛門元宣銅像
  • 水野三郎右衛門元宣宅跡
  • 水野三郎右衛門墓地

豊烈神社の打毬【県指定無形民俗文化財】

豊烈神社の打毬
平成18年4月山形県無形民俗文化財に指定。
例祭(10月6日)に神社境内で行われる古式豊かな騎馬打毬。旧山形藩主水野家によって始められ、宮内庁・青森県八戸市の打毬とともに、日本に残る3つの打毬の1つ。

わたしたちが案内します

山形豊烈打毬保存会

【問い合わせ先】
〒990-0045 山形市桜町7-47
電話:023-642-7108