取組紹介 黒滝会「最上川における近世舟運文化 黒滝編」

五百川(いもがわ)峡谷には難所が多く
舟運に利用することは難しいとされていました。

最上川が五百川峡谷にさしかかる地点には
落差2~3mの滝があったとされています。

17世紀後半
上杉藩京都御用商人であった西村久左衛門(きゅうざえもん)は
私財を投じて黒滝を開削し
舟が通れるようにしました。

 

平成25年度に「未来に伝える山形の宝」に登録された
黒滝会(白鷹町)は
この地の岩盤群をはじめとする最上川の美しい景観を守り
地域住民が最上川舟運の歴史や文化を学ぶことができるよう
周辺環境整備を行いながら
地域の活性化をめざして取組みをすすめています。

黒滝会 取組紹介