尾崎獅子（熊）踊 （青森県平川市）

【青森県指定無形民俗文化財】
　江戸中期の歌舞伎踊の技法による尾崎獅子（熊）踊は、津軽地方を代表する民俗芸能の一つです。一人立ち三匹獅子の形態で、重心を下げた荘重で力強い踊りが特徴です。踊りは「お可笑コ（おかしこ）」と呼ばれる猿の面をつけた先導役と三匹の獅子（２匹が雄、１匹が雌）、笛太鼓、手平鉦の囃子方、謡手で構成されています。