切石ささら踊 (秋田県能代市)


笛や太鼓、歌と一体になり激しく舞う

【秋田県指定無形民俗文化財】
 慶長7年(1602年)、佐竹義宣公が常陸国(現在の茨城県)から秋田へ移封となった折、随行してきた足軽衆によって伝えられたといわれています。明治20年代から一時中断していましたが、明治44年に村の青年団と師匠たちの努力により復活することができました。大名行列に始まり、獅子舞、棒術、奴舞、万歳と続き、中でも扇子または綾竹を持って環状で踊る奴舞は、華やかで活気があります。獅子舞では歌がつき、笛と太鼓に合わせて激しく踊ります。